1. あなたのパートは「きのこの山」派?「たけのこの里」派?理由もそえて教えてください。

2. きのこやたけのこなどいただくティータイムにぴったりなあなたのパートの楽器で演奏すると素敵な曲は?

3. 元号が変わる間近の演奏会にご来場いただいたお客様に渋いメッセージをお願いします。
 
【トロンボーン・チューバ】

1. まずはお題を戴き、近所の激安スーパーのOKストアーで「きのこの山」と
 「たけのこの里」を購入。仕事中、とても疲れたタイミングで、真剣に食べ
 させて戴きました。
 結論は「きのこの山」でした。元々はたけのこの里派でしたが、食べ比べた
 らきのこの山のクラッカーが美味しく、チョコレートの味も好みの味で、今
 回の食べ比べで「きのこの山」派になりました。


2. バストロンボーンのピアノ伴奏のソロ曲「Sang till Lotta」作曲者:Jan Sandstrom

 目下練習中…いつか皆さまの前で演奏する機会があればと思って練習しています。

3. 今回の定期演奏会の曲はトロンボーン・チューバがあまり活躍する曲ではありませんが、例えばメンデルス
 ゾーンの宗教改革の4楽章ではバストロンボーン・チューバが低音で渋くオーケストラ全体を支えるような音
 を出す予定ですので是非お楽しみください。

  トロンボーン・チューバは重要なところで渋く豊かな和音を出しますので、ぜひトロンボーン・チューバに
 注目して聴いてみてください。

【ヴィオラ】

1. 「たけのこの里」。ちょっと、ヴィオラの近くにきのこの山が落ちていたと
 ころを想像してみましょう。「あれ、糸巻きが落ちているよ」とペグボック
 スに差し込んでしまうかもしれません。あるいは「手入れをしなかったせい
 でついにきのこが…」とうちひしがれてしまうかもしれません。落ちていた
 のがたけのこの里だったらどうでしょう。これは間違えません。本当のたけ
 のこならとっくに竹になっていることでしょう。おかげでおいしくいただけ
 ます。


2. シューベルト「楽に寄す」どうでしょう。サンルームで午後の一時を。私のパートの楽器ではないけれど、
 バロック期のリュート音楽もいいですね。

3. 本日はご来場いただきありがとうございます。パルテノン多摩改修前最後、メインはメンデルスゾーンの最
 後に出版された交響曲と最後尽くしの演奏会となりました。でも、メインの宗教改革は実は第2番目の交響曲
 であり、若々しさの感じられる曲だと思います。そう、決して最後ではないのです。稲城フィルもまだまだ
 続きます。本日の演奏会も、ごゆっくり、お楽しみください。

【コントラバス】

1. 筆者は左党につきお菓子より生鮮食品が好きなので、本物の茸vs筍という
 観点から考えるに、弦楽器は上が細くて下が太い形状からして筍ではないで
 しょうか。特にコントラバスは親の竹のように背が高く…目一杯エンドピン  
 延ばしたら届かない~(泣)



2. 練習の合間にふと全然関係ないメロディを弾くことがあるのですが、最近弾いた中で一番しっくり行ったの
 は〝やぎさんゆうびん〟でした。渋茶啜りながらお手紙食ってる黒山羊さんと白山羊さん。


3. 元号が変わろうと世紀が変わろうと科学技術がどんなに変化しようと、今日お聞きになる音楽は全く変わら
 ないまま永久に残り続けるでしょう。クラシック音楽は永遠に不滅です。

【クラリネット】

1. クラリネットは「きのこの山派」だ。
  たけのこはアクがあるもののあまり味はなく、シャキシャキとした噛み応えが
 特徴で鰹節などのダシが重要になる。

  一方、きのこは毒のあるのもあるが、味わい深く香りも高い。料理の中でよい
 ダシを出して他の食材の味をさらに引き立てる役割もある。

  合奏の中でよいダシを出してほかの楽器を引き立てるクラリネットはまさにき
 のこではないか。演奏中に毒を放つことのないように気を付けよう。



2. ティー・フォー・ツー(二人でお茶を)
  ジャズのスタンダードナンバーであるが元々はミュージカルのヒットソングだそうだ。筆者はクラリネット
 を始めるよりずっと前からベニー・グッドマンの演奏でこの曲に親しんでいた。ショスタコーヴィチのオー
 ケストラ版もある。いろいろな編曲があるので聴いてみていただきたい。


3. 去り行く平成とともに稲城フィルハーモニーもパルテノン多摩をしばらく離れることになります。会場が変
 わっても、お変わりなく私どもの演奏会に足を運んでいただきますようお願い申し上げます。


【ホルン】

1. 断然きのこの山です。理由は、大人になると良さがわかるところ。たけのこ
 の方がチョコが甘いので子供に人気があるそうです。あと見た目です。きのこ
 の山の方がたけのこの里よりかっこよく、ホルンは見た目はとてもかっこいい
 です!

2. きのこやたけのこをおやつに頂く生活が思い描けませんが…ティータイムにぴったりといえば、モーツァル
 トのホルン5重奏曲(K.407)でしょうか。ヴァイオリン1、ヴィオラ2、チェロ1とホルン1という異色の編成で
 すが、中音域が厚く聴きやすい室内楽曲です。まぁモーツァルトなので、演奏者は大変ですけどね。。


3. 最近、何かと「平成最後」が話題になりますが、話題になる度、こと音楽など瞬間芸術においては、その瞬
 間が全て「最初」でもあり「最後」でもあるな、という思いを抱きます。そんな瞬間芸術らしい緊張感ある
 演奏を、「平成最後の1回前」である今回も、皆さまにお届けできればと思います。

【パーカッション】

1. きのこの山派。パート的には柄が細長く、先端に重心が集中しているものの
  方が馴染みがあるので。

2. なかなか思いつかず悩みましたが、スティーブ・ライヒの18人の音楽家のための音楽などいかがでしょう
 か。

  ティータイム向きかどうかは置いておいて、落ち着く作用はあるかと思います。

3. 本日はお忙しい中、ご来場いただきありがとうございます。曲目自体がすでに渋めですが、精一杯演奏させ
 ていただきます。少しでも楽しんでいただけましたら幸いです。

【チェロ】

1. 先日の「きのこたけのこ総選挙」で新聞各社の選挙分析によりますと、高齢者
 と男性に「たけのこ党」の支持が多い傾向が見られました。たけのこには今後
 の伸びしろがあるところに惹かれているようです。当チェロパートは、比較的
 高齢の男性メンバーが多いので「たけのこ党」が多数を占めていると推察され
 ます。


2. 甘いチョコレート菓子を食べながら、ウィンナーワルツを聴けば、ウィーンの街角のカフェでゆったりと
 お茶をしている気分に浸れます。


3. 本日はご来場いただきありがとうございます。慣れ親しんだパル多摩と暫くお別れになりますので心を込め
 て演奏いたします。どうぞお楽しみください。
 

【ヴァイオリン】

1. きのこの山派。メンバーで投票をした結果、1票差で「きのこ」が勝利。きの
 こ推し派からは「曲線フォルムにより癒しが感じられます」「チョコとクッキ
 ーを混ぜて食べられるし、別々にも食べられる「つい、チョコとクッキーを分
 離してたべてしまう」の理由が上がりました。なお、たけのこ推し派から「サ
 クサク感」「食感が大好きなヨックモックに少し似ているから」の声も。



2. バッハ「無伴奏ヴァイオリンのためのソナタとパルティータ パルティータ第3番 ガヴォット」。明るい曲
 調は、まさにティータイムにぴったり!「きのこ」も「たけのこ」もついつい仲良くなってしまいそう。甘
 いものと共に、穏やかなひと時を


3. 元号が変わっても稲城フィルは稲城フィル。今日もそしてこれからもヴァイオリンの愉快な仲間たちは結束
 固く音を奏でます。どうぞお楽しみください 


【ファゴット】

1. きのこの山も美味しいし、たけのこの里も食べ応えがあるけど、おいらはどちらかと言うと小枝…。

2. お菓子といえば、くるみ割り人形だけど、ここは敢えてベートーヴェンの8番!理由は何か幸せそうだから。

3. パル多摩での演奏が今回これで最後になります。色々と思い出深いホールですが、精一杯演奏します。

<投票結果>

きのこの山…5票

たけのこの里…3

小枝…1